詳細

追加の分散処理設定を調整するには、「詳細」パネルのコントロールを使います。これらの詳細なコントロールは、ネットワーク管理者およびネットワーク設定の経験があるユーザ向けです。

分散処理について詳しくは、複数のコンピュータでバッチをトランスコードするを参照してください。

「詳細」環境設定パネル
  • 追加の Compressor インスタンスを有効にする:「Compressor」アプリケーションの追加インスタンスを有効にします。これにより、トランスコードの処理速度が上がる場合があります。このチェックボックスを選択した後に、ポップアップメニューから追加するインスタンス数を選択できます。詳しくは、Compressor の追加インスタンスを作成するを参照してください。

    参考: システムのメモリやプロセッサコア数が不足している場合、このオプションは淡色表示になり、選択できません。

  • Compressor に送信された Final Cut Pro のコンテンツの処理に GPU を使用:このチェックボックスを選択すると、処理のために「Compressor」に送信された Final Cut Pro X プロジェクトを表示またはトランスコードするとき、コンピュータのグラフィックス・プロセッシング・エンジンを使用するように「Compressor」に指示できます。「Compressor」と「Final Cut Pro」の両方を同時に実行している場合は、この設定を有効にすると「Final Cut Pro」のパフォーマンスが低下することがあります。Final Cut Pro プロジェクトのトランスコードについて詳しくは、Compressor を使って Final Cut Pro プロジェクトと Motion プロジェクトをトランスコードするを参照してください。

  • 使用するネットワークインターフェイス:ほかの人が自分のコンピュータを共有することを許可した場合は、分散処理アクティビティが、ポップアップメニューで指定したネットワークインターフェイスに限定されます。

  • 有効にするポート範囲の開始番号:ほかの人が自分のコンピュータを共有することを許可した場合は、このチェックボックスを選択して、分散処理に使用するポートを設定できます。このチェックボックスを選択した後に、ポート範囲の開始番号と範囲に含めたいポート数を入力します。

  • キューをリセット:Compressor ジョブのキューをリセットするときにクリックします。このボタンをクリックした後に、キューをリセットして一時停止中のすべてのジョブをキャンセルするか、キューをリセットして一時停止中のすべてのジョブを再開するかを選択できます。

  • ドロップレットをアップデート:クリックすると、ローカルコンピュータ上のすべてのドロップレットがアップデートされ、現在のバージョンの「Compressor」に対応します。アップデートされていない古いドロップレットは正しく機能しない場合があります。ドロップレットがアップデートされると、以前のバージョンの「Compressor」が使用されているコンピュータでは機能しなくなります。