例:Compressor コマンド

一般的な Compressor コマンドの例を以下に示します。

重要: ソースファイルとしてイメージシーケンスを使用する場合は、-jobpath のパスに URL を使用する必要があります。

ジョブを実行する

次のコマンドでは、1 つのジョブが実行されます。

重要: 以下のコマンドは、1 行で入力する必要があります。

/Applications/Compressor.app/Contents/MacOS/Compressor -batchname "My First Batch" -jobpath ~/Movies/ MySource.mov -settingpath ~/Library/Application Support/Compressor/Settings/Apple Devices HD (Custom).cmprstng -locationpath ~/Movies/MyOutput.m4v

このコマンドの意味は以下の通りです:

  • 「Compressor」がある場所を識別します。

  • バッチに「My First Batch」という名前を付けます(文字列にスペースが含まれているため、引用符で囲んでいます)。

  • ジョブの「MySource.mov」ファイルを「~/Movies」フォルダで見つけます。

  • 「~/Library/Application Support/Compressor/Settings」にある「Apple Devices HD (Custom)」設定を使用します(「Application Support」に含まれるスペースを維持するため、「」文字を使用しています)。

  • 「~/Movies」フォルダに「MyOutput.m4v」という出力ファイルを書き出します。

共有コンピュータグループでバッチを実行する

次のコマンドでは、「Compressor」で共有を設定済みのコンピュータグループでバッチが実行されます。

重要: 以下のコマンドは、1 行で入力する必要があります。

/Applications/Compressor.app/Contents/MacOS/Compressor -computergroup "Superfast Computers" -batchname "My First Batch" -jobpath ~/Movies/ MySource.mov -settingpath ~/Library/Application Support/Compressor/Settings/Apple Devices HD (Custom).cmprstng -locationpath ~/Movies/MyOutput.m4v

このコマンドの意味は以下の通りです:

  • 「Compressor」がある場所を識別します。

  • 「Superfast Computers」という名前の共有コンピュータグループにジョブを送信します。

  • バッチに「My First Batch」という名前を付けます。

  • ジョブの「MySource.mov」ファイルを「~/Movies」フォルダで見つけます。

  • 「~/Library/Application Support/Compressor/Settings」にある「Apple Devices HD (Custom)」設定を使用します(「Application Support」に含まれるスペースを維持するため、「」文字を使用しています)。

  • 「~/Movies」フォルダに「MyOutput.m4v」という出力ファイルを書き出します。

共有コンピュータを設定する

次のコマンドでは、特定のコンピュータでほかのコンピュータがバッチを処理することが許可されます。

重要: 以下のコマンドは、1 行で入力する必要があります。

/Applications/Compressor.app/Contents/MacOS/Compressor -sharing on -instances 1 -networkInterface en0 -portRange 30000 1000

このコマンドの意味は以下の通りです:

  • 「Compressor」がある場所を識別します。

  • ファイル共有をオンにします。

  • 追加の Compressor インスタンスを 1 つ有効にします。

  • 処理に使用するネットワークインターフェイスを設定します。

  • ネットワーク通信に使用するポート範囲を設定します。